コンクラーベ開始、5月7日から

　教皇フランシスコの逝去に伴うコンクラーベ（教皇選挙）が、5月7日に幕を開ける。

　バチカンで4月28日朝に開かれた枢機卿団の第5回全体会議の席上、教皇選挙の開始日が決定した。

　この全体会議には180人以上の枢機卿が出席、そのうちコンクラーベの投票権を持つ80歳未満の枢機卿は100人あまりが参加した。

　会議では、教会と世界の関係、対応すべき課題、それに応えるための、新しい教皇に求められる資質などをめぐり、20の発言があった。

　また、席上、カメルレンゴを補佐する3人の枢機卿として、マルクス枢機卿、タグレ枢機卿、マンベルティ枢機卿が、抽選により選ばれた。

　次の全体会議は、翌29日午前9時から行われる。