検索

写真:枢機卿団、「ノヴェンディアーリ」4日目のミサで 2025年4月29日 バチカン・聖ペトロ大聖堂 写真:枢機卿団、「ノヴェンディアーリ」4日目のミサで 2025年4月29日 バチカン・聖ペトロ大聖堂  (VATICAN MEDIA Divisione Foto)

枢機卿団から神の民へ「恵みと霊的識別の時を生きよう」

枢機卿団は、神の民に対し、教会の今この時を、恵みと霊的識別の体験として生きるように招く声明を行った。

 枢機卿団は、4月30日、教皇庁を通し、神の民に対し次のような声明を行った。

 「ローマに集い、コンクラーベの準備のため全体会議を行なう枢機卿団は、教会の今この時を、神の御旨に耳を傾けつつ、恵みと霊的識別の体験として生きるように、神の民に呼びかけたいと思います。

 それゆえに、枢機卿たちは、自分たちが召された責任を自覚し、すべての信徒の祈りによって支えられる必要を感じています。それは教会において、キリストの唯一のからだにすべての肢体を一致させるための真の力です。

 目前の課題の大きさと、今日の急務に直面するにあたり、何よりも、聖霊の働きに従い、天の御父の無限の叡智と摂理の、謙遜な道具となる必要があります。実際、主こそ神の民の生活の主役です。主に耳を傾け、教会に対して言われることを受け入れなければなりません。

 皆が一つとなって上げるこの祈りを、聖母が、その母なるとりなしと共に見守ってくださいますように。

01 5月 2025, 02:56